2012年09月08日

Matt WS最終日のカンファレンス

前回ブログで書かせて頂いたマット先生のワークショップ最終日の様子...
だいぶ時間が経ってしまいましたが、シェアしておきたいと思います!

暑い暑い4週間のワークショップ。最終日レッドクラス後のカンファレンスはフルーツやパンなどを持ち寄り、みんなでつまみながらの和やかな会となりました。

参加者の方からの質問に、ひとつひとつ丁寧に答えられていたマット先生。
真面目な中に笑いもありでとっても楽しい時間でした♪

その内容をここでもいくつか書いておきたいと思います。

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Q.これまでに練習でケガをしてしまって、治るのに長くかかったことはありますか?

A. インドのマイソールで練習していた時に膝を痛めてしまったことがあるよ。
最初はケガをしたことを受け入れ難く、腹立たしく思ってしまった。友達に愚痴ったりもしたし。
でもそうやって友達や周りの人に話を聞いてもらうこともいいけれど、ケガをしたことに対して固執しないことが大切。
そして、ケガをして治っていくという過程で経験することも、アシュタンガヨガでの学びの一部だと思う。

そもそも、人間の身体は簡単にケガをしてしまうもの。ヨガをしていようがしていまいが関係なく。例えば歩いているだけで足首をひねったりしてケガをすることもあるし。
ヨガの練習でケガをしてしまったとき、ヨガや先生のせいにしてしまいがちだけど、大概の場合、その原因は自分の中にあるはず。

ケガをしてしまうのは大体、"surrender"(降伏する、身を任せるなどの意味 ≒ 抵抗しないこと)をしていない時、もしくは、自分を追い込み過ぎた時だと思う。
次のアサナに進むことに執着せず、止まったり戻ったりするところを見極めるのも練習の一部だよ。

それから僕は、ヨガの練習を愛するということが大事だと思う。
自分が本当に愛しているものであれば、マイナスなことが起きたからといって、簡単には辞めたりしないもの。そしてそれには "信じる" (自分自身を、練習を)ということがとても大切。
例えば、僕は2ヶ月前にサーフィンで目の上にボードが当たってケガをしてしまったんだけど、その時は、とにかくどのくらいで治って、いつサーフィンが出来るか、ということしか考えなかった。サーフィンのせいでケガをしてしまったから、もうやめよう。とは全く思わなかった。

ヨガの練習の本当に素晴らしいところは、長年続けることによって、自分の身体との結びつきが強くなるところ。誰もあなたの身体をあなた以上にはわからないけど、練習を続けてると内側から輝いてくる事はよくわかるよ。
ヨガを練習している皆さんは、そうでない人よりも、心と身体がつながるという特別な感覚を持っているはず。
練習を長く続けることで、自分の限界を知り、どこまでなら大丈夫かそうでないかがわかるようになると思う。

また、もうひとつ大切なのは、自分の先生を信頼するということ。日本の人達は武道などを通じて、そういったことが自然と解っているはず。
自分の先生を100%信頼して練習する。それが出来ないなら家で自分一人で練習するべき。
先生と信頼関係を作っていくことで、その先生はあなたを適切なところまで導いてくれるようになる。それには先生の数を絞るということも大事。少なければ少ないほどよいと思う。たくさん先生がいると、それぞれから違うことを言われて混乱してしまうから。誰が正しくて誰が正しくない、という問題ではなくね。


Q. ヨガの身体的な部分に対して、精神的な部分についても質問したいのですが... ?練習中に考えることをやめ頭の中を静かにするにはどうしたらよいですか?

A. これはとても重要な質問だと思う。
最近のヨガは身体的な部分が重要視されている。ヨガから身体的に良い部分を得ることはもちろん素晴らしいことだよ。でもそこから進んで精神的な部分にも目を向けなければ、ヨガの最も重要で美しいところを見逃してしまっていることになる。

アサナの練習を通して、心の安定と自身との繋がりを感じることができる。
それがなければ何かが足りないと感じるだろうし、今ほど幸せに、また同じようには生きていないと思う。だから僕は毎日練習したいと思うんだ。

そういった精神的な部分を深めるために必要なのは、呼吸・バンダ・ドリシュティーを意識して練習するということ。ドリシュティー(目線)をそれほど意識できていない人は多いと思う。ドリシュティーはとても重要。自分が見ているところ=自分の意識が向いているところ。もし途中でドリシュティー以外のところを見たり気が散っていることに気がついたら、呼吸を思い出して、バンダを意識して、自分に意識をもどしてくること。

八支則でも、アサナの練習の次にはプラナヤマ(呼吸)がある。
呼吸をコントロールする=プラーナをコントロールするということ。
生きることそのものだよね。
呼吸は身体にとって車でいうエンジンのようなもの。それが上手く働かないとどういうことになるか、車だと動かなくなってしまうよね。

呼吸・バンダ・ドリシュティー。この3つがなければアシュタンガヨガではないと、グルジ(故パタビジョイス師)もいつも言っていたよ。


Q. 身体が硬いとそういったヨガの精神的効果は得られにくいのでしょうか?

A. アサナがよく出来るからといって、精神的にも優れているかというと、そうとは限らないと思う。
僕が今までに会ったことがある素晴らしい練習をする人というのは、アサナが出来ることとは関係ない部分、つまりその人の作る空間やどこに意識を置くか、そういったことが素晴らしかった。

身体は練習を続ければ、自然と開いて柔らかくなっていくものだし、アサナの出来はそこまで重要じゃない。とにかく続けること。日々練習する、ひとつひとつのアサナをきちんと練習する、そういったことが大切。マリーチアサナDをしている時にカポタアサナのことを考えたりしない。
そういった姿勢は人生においても大切だと思う。

身体が開けば、波及効果によって、心もオープンになってくるし、内側から輝いてくる、色々な可能性が広がってくるから、人生にも良い影響を与えるんだ。


Q. ドリシュティー、例えば鼻の先、を一生懸命見ようとすると目が寄り過ぎてしんどくなるのですが....

A. ドリシュティーは自分の内側に目を向けるために使うもの。
そこまで厳密に、その場所を凝視する、ということをしなくて大丈夫。

大勢の中で、みんなのエネルギーを感じながら、呼吸を聴きながら、練習するのはエキサイティングなことだけど、家で一人で集中して練習するのは難しいことだよね。そんな時はドリシュティーをしっかり意識して練習しよう。


Q. good surferになるためのヒントを2つください。(サーフィンをされる参加者からのリクエスト)

A. 一つ目は、毎日サーフィンすること!
そして2つ目は....毎日サーフィンすること!!

→笑 ヨガにも通じますね☆

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この他にも質問はいろいろと出ましたが、全てはご紹介できず、ごめんなさい。

マット先生のことをもっと知りたい!と思われる方は、以前に来られた時に話をしてくれたことをこちらに載せていますので、見てみてください☆
http://mysorekyoto.seesaa.net/archives/200906-1.html
http://mysorekyoto.seesaa.net/archives/201002-1.html

また、先生はこれからマウイ島でヨガを教えて行く予定だそうです。
機会があればぜひ訪れてみてください。

マット先生のウェブサイトはこちら ↓
http://www.pureashtanga.com/studio.html


最後に、マット先生の話の中で書いておきたいことをあと二つ。

「毎日できるだけ新鮮なエネルギーの食べ物、水を摂ることが大切。
それから、海や山など大自然の中に身をおき、(ある意味動物的な感覚というのは自然の中で身につくことが多いので)自然とのつながりを感じることは人間にとっても重要なこと。」

都会に住んでいるとなかなか難しいけれど、時間がとれる時には積極的に自然を感じにでかけたいですね!


「私たちがしようとしていることは、呼吸を整える、バンダを使う、そういったことをヨガマットの上で練習するだけでなく、日常生活に活かしていくということ。」

ヨガの練習が日常になじんで数年、少しずつだけどそれが人生に活かされきているなぁと感じます。
これからもいろいろな変化を受け入れ、楽しみながら、練習を続けていきたいなぁ!

マット先生、本当にありがとうございました☆


posted by マイソール京都 at 09:55| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Workshop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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