2009年06月26日
Hawaiiな週末マイソールクラス
先週末はマット(コリリアーノ)先生によるアシュタンガヨガマイソールクラス。
今回は直前の告知だったこともあり、比較的少人数だったので、落ち着いた雰囲気の中気持ちよく練習することができました。
マット先生はハワイから来られていますが、若いながらもアシュタンガヨガを長年練習されていて、そしてハワイのビッグウェーブを乗りこなすベテランサーファーさんでもあります。
サーフィンをされるだけあり、外見はがっしりと力強いですが、人柄はとってもソフトで、自然体な印象。まさにハワイアン。ピースフル〜
ヨガのアジャストもまさにそんな感じで、がっしりと、でもソフトで無理がなく、受けていてとても安心感がありました。
そんなマット先生のことがもっと知りたいっ。という皆さんのために、ワークショップ終了後、色々と質問してみました!
つたない英語でのインタビュー、100%伝えきるのは難しいですが...let's try!!
Q. ヨガはいつから練習しているのですか?
A. 6歳の時、ティム ミラーの教えるクラスに出た時から。でも10代のころはとにかくサーフィンをしていて、ヨガはあんまり真剣には練習していなかったんだ。19歳の時から、毎日ヨガを練習し始めて、それから食事や考え方、行動が変わったし、ヨガを実践している両親や友人を本当に尊敬するようになったよ。
Q. 日本に来たのは何回目ですか?
A. 2回目、でも京都は初めてだよ。
Q. 京都の印象は?
A. とってもいいところ!日本で今まで訪れた中でONE OF THE BEST!!
食べ物が最高。昨日食べた湯葉料理はほんとに美味しかった。ヨガもみんな一生懸命練習しているよね。でも京都だけじゃなく、日本の人達は他の国に比べてみんなすごく練習熱心だと思うよ。
Q. 好きな食べ物はなんですか?
A. 豆腐!母がヴィーガンで、豆腐を使った料理をよく作ってくれたんだ。特に豆腐ステーキなんか美味しかった。そんな環境で育ったから自然とヴィーガンになった。でも決してストイックにはしてなくて、例えば卵を使ってるケーキなんかを食べたりすることもあるよ。ヨガを実践している人はベジタリアンじゃなきゃ、と思っちゃう人も多いみたいだけど、みんな違う食環境で育ってきているんだし、急に厳格なベジタリアンにならなくても、無理せず自由に、自分が食べたいと思うものを食べていったらいいんじゃないかな。
Q. ヨガとサーフィンに共通してることはなんですか?
A. 両方とも " in the moment "(今その瞬間に集中する)というところ。それからヨガを練習しだすと月の影響に敏感になるし、サーファーも潮の満ち引きで月を気にする。
あと僕にとってはヨガの呼吸はまるで海の音なんだ。
でもなにより一番共通してるのは、" surrender "(降伏すること、逆らわないこと)だと思う。
ヨガをするようになると、身体が柔らかくなってケガをしにくくなったり、息も長く続くようになる。僕は今も特に波が大きい時は、プラマヤマをしてから海に入っているよ。僕はヨギをサーフィンに、サーファーをヨガに誘うのが大好きなんだ。
Q.サーフィンの他に好きなことはなんですか?
A.フリーダイビング、トレッキング、キャンプなんかが好きだよ。それからもちろん写真も。フリーダイビングでは貝殻を集めたりして、それでアクセサリーを作ったりするよ。
(マット先生の撮られた写真はこちらで見られます ↓
http://www.flickr.com/photos/yogasurf/ プロフェッショナル!すごく素敵です)
この他にも質問から発展して、色々と興味深いお話しが聞けました。
◆ 人間関係も含め自分の気持ちいいと感じる環境に身を置くようにすると、段々と自分のやりたいことも出来るようになったりする。
◆ 食事も、ヨガも、瞑想も、全て構えず自然体ですることが大切。
◆ たくさんの情報を取り入れるのはいいけれど、それに惑わされず、自分がどうしたいのか、答えは常に自分の中にあるということを忘れないこと。
◆ あれもこれもと急がず、のんびり構えていったらいいのではないか。
...etc,etc.
常にそうしたいと思っているけれど、自分はなかなか出来ていなかったりすることばかり。マット先生からは、その言葉通りの生活を送ってるんだろうなぁという感じが滲み出ていて、すごく説得力がありました。
練習&指導後でお疲れだったかと思いますが、笑顔でたくさんお話してくださったマット先生、本当にありがとうございました!!
またぜひ京都に来てくださいね。
マット先生は、現在インド滞在中のタリック先生に代わって、マイソー
ル東京で指導しておられます(7月半ばまで)。
東京に行く機会がある方はぜひ、受けに行かれてはいかがでしょうか?
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