2017年08月25日

大文字の送り火

毎年お精霊さんは 近くの川でお迎えするのですが、今年は母の初盆のため六道さんへお迎えに行きました。
天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つの世界の辻(接点)と言われているそうです。

両親の庇護の元にいることに不自由さを感じ、そこから早く出たいという意識が常にあり 自然と両親との距離を取っていた高校時代。大学時代は海外旅行で1カ月以上も連絡を取らず、心配した両親が外務省に行方不明の相談をした翌日にふらっと帰宅したり、卒業後すぐに仕事を辞めて海外に行き、妊娠、出産。その後帰国して就職するも数年ごとに仕事を変えて、両親の心配は尽きなかったことでしょう。孫の面倒を見させているという後ろめたさ、自分への歯がゆさ故に両親にキツい態度を取っていました。お恥ずかしながら…

そんな両親ともここ数年で関係はガラッと変わりました。両親が変わったのではなく私が変わったのです。
うっとおしかった両親の庇護が、いかに愛情深く有り難かったことなのか。心配を掛けていたのは、親の愛情をこちらに向けさせたかった私の甘え下手がゆえの手段だったこと。孫の面倒を見させていると思っていたことは、実は両親が「有難いこと」と感じてくれていたことと分かったこと。もし、昔のままの私であったら 今も後悔と苦しみの中にいたことでしょう。

ヨガを通して、自分の未熟さ、傲慢さ、無能さ、弱さを実感し
自分の心と向き合える術を学びました。

母の死で人の命の儚さ、無常の世界にいることを実感しました。それゆえに日々を大切に過ごしていきたいと思います。

今年は天候に恵まれた大文字の送り火で、母を送ることができました …


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by Kobayashi 

posted by マイソール京都 at 22:51| 京都 ☀| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする